2020/04/04
LGBTという言葉は聞いたことがあるけど、なんのことだか分からないという方もまだまだ多いのが現状です。
LGBTについて理解する方が増えると差別や偏見も生まれにくくなります。
今回は、LGBTについて知識がない方のために分かりやすく解説します。
LGBTについて興味がある方もない方も気軽に読み進めてみてください。
[LGBTとは]
セクシュアルマイノリティの種類の頭文字をとった言葉です。セクシュアルマイノリティとは、性的少数者のことを意味します。
多くの男性は女性と恋愛をし、多くの女性は男性と恋愛します。しかし、LGBTの方々は恋愛対象が同性であったり、相手が男性であるか女性であるかは関係なく性別問わず恋愛をする方もいます。
LGBTの頭文字は下記のセクシュアルマイノリティからきています。
・『L』はレズビアン。レズビアンは女性の同性愛者のことです。つまり、女性が女性を恋愛対象として見るということです。
・『G』はゲイ。ゲイは男性の同性愛者のことです。
・『B』はバイセクシュアル。バイセクシュアルは男性も女性も恋愛対象の方のことです。
・『T』はトランスジェンダー。トランスジェンダーは性別越境者のことです。例えば、体が男性で心が女性の方はトランスジェンダーです。体が女性で心が男性という方もトランスジェンダーです。
トランスジェンダーと性同一性障害は似ていますが、現在のままでいいと思っているのがトランスジェンダーであり、違和感を感じているのが性同一性障害と捉えられています。
性同一性障害は医師から診断されるものですが、トランスジェンダーは世界保健機関が精神疾患ではないと認めています。
トランスジェンダーは広義の意味も含むので、厳密には一般的に言われているトランスジェンダーと性同一性障害は違いますが、トランスジェンダーという大きな枠の中に性同一性障害があると考えるのが自然です。
LGBTを告白する方が昔に比べ増えてきています。誰もが自分らしく生きていける社会を目指すために、LGBTへの差別や偏見をなくしLGBTの方々が働きやすい環境を整えていきましょう。
そのために、ひとりひとりの理解が大切になってきます。自分が理解していればいいと思うのではなく、ちゃんと理解できていない方に正確に教えてあげることでLGBTへの差別や偏見は少なくなっていくのではないでしょうか。