LGBT向けの求人と言っても何が違うの?LGBTフレンドリーって?
エントリーから実際に仕事をする際の、疑問や悩みなどよくある質問をまとめてみました。
企業として対策するべきなのは大きく2つに分かれると思います。目に見える部分と目に見えない部分です。まず目に見える部分では、トイレなど日常生活で必要不可欠な場所をジェンダーレスにする必要があります。全ての方が不快な気持ちにならないようにオールイントイレなどの設置などの必要性は必須です。目に見えない部分では、福利厚生を異性パートナーと同等に同性パートナーにも適用にしたり、コミュニティの設置などが挙げられます。
質問の答え
フレンドリー企業だからといって、あまりずけずけとプライベートな部分に踏み込む人がいるというわけではありませんので、かなりビジネスライクな関係を築きながら仕事をすることができます。ビジネスライクな関係だと、差別もなにも無いので、そういった意味では「差別のない人間関係」を築くことが可能と言えます。
LGBTの方で、男性っぽい制服や女性っぽい制服が嫌という方も勿論おられるので制服の種類を統一してる企業があります。また、男性はスーツで女性は女性らしい格好をしなくてはならないという規定はなく、オフィスカジュアルという形を取っておりビジネスの場において不適切な格好でなければご自由な格好で業務をされて問題ないと言う企業もございます。入社後も服装等で悩み客前に出たくない等の希望があれば考慮して、バックオフィス系の職種にシフトチェンジすることも可能です。もちろん、企業との相談も可能です
社内にはLGBTも方もいれば、それ以外の方も働いています。
お客様と密に関わる仕事ではお互いの信頼関係というものが重要になってきますが、あえて公表する必要はありません。
LGBTフレンドリー企業とお付き合いがある会社は、そういったことを分かった上で仕事をしているわけですから、個人が言い辛いプライベートなことを言う必要はありません。
ホルモン治療を受ける又は受けている人に対しては、一般的な傷病で通院をしている人と同様に有給休暇を利用してもらうことがほとんどの企業様が基本としています。
また、本人の同意があれば部内でホルモン治療に関しての周知を図り、体調不良等の副作用に配慮することを必要と考えてる企業様も増えております。
社員が同じ日にまとまって健康診断に行く場合は、LGBTの方だけ、別の日にひとりだけ病院に出向いて健康診断を受けることができるよう配慮している企業様が多いです。